お供え|法要の生花一覧

法事のやりかたをお花屋さんが分かりやすく解説しました。

法事はどのようにしたらいいの?初めての事だと分からない事が多いですよね。でも安心してください!お花屋さんが分かりやすく解説します。法事に関わる様々なポイントをおさえておきましたので、ちょっと不安。。。と言う方は是非参考にしてください!

法事とは?

法事とは、仏教行事全般を言います。その中で法要は故人の魂を敬い供養して差し上げる行事と理解しておくと良いでしょう。つまり亡くなったお爺ちゃんお婆ちゃんや親などの親族供養する大切な仏教行事です。

故人がなくなって1週間たった日を初七日(しょ・なのか)と言い、ここから法要が始まってゆきます。一般的に七七日忌【49日】にお墓への納骨をします。その後、百日忌(ひゃっかにち)を経て一周忌・三回忌と年回忌へと移行してゆきます。

また、命日や月命日で供養して差し上げる事も必要です。

葬儀後の行事について

葬儀を終えて先ずやってくるのが初七日です。初七日には親族や友人が集まり供養します。一般的には、葬儀当日会場などで初七日の法要を済ませる事が多いですね。

ここで問題なのが、お坊さんへのお布施ですが、葬儀全般のお布施と初七日のお布施は別物なのか?と言うと明確ではありません。もし困った場合はお寺さんか葬儀屋さんにあらかじめ問い合わせてみましょう。

初七日以降の週回忌は親族で供養します。

ではどんな供養が必要か?ですが、一般的にお花を新しく替えて、お供え物を絶やさないようにする事が必要です。また葬儀に来られなかった方がお線香をあげに来られたりしますので、やや忙しい日々が続きます。

三十五日は比較的しっかり法要を執り行い、このタイミングで納骨をすることもあります。どのようにするかはお寺さんなどに相談すると良いでしょう。

七七日忌【49日】は盛大に

49日の法要で納骨をするのが一般的ですが、お墓の手配や埋葬方法によって「これでないといけない」と言う決まりはありませんが、あくまでも一般的には49日の法要は盛大に執り行うことが多いですね。

49日の法要はお寺でお経を読んでもらいお寺の墓地や霊園墓地に納骨する流れが、かつては多かったのですが、最近では樹木葬・散骨など形態は様々ですので、そのおうちに合ったやり方で行います。

また故人の意向も尊重して差し上げたいものですので、これと言った決まりは無いと言えそうです。

要点のまとめ
  • 菩提寺がある場合はお寺で法要を行い納骨をした後、参列の親族・友人と供養のお膳を囲むのが一般的(お寺さんと打ち合わせをすることが必要)
  • 霊園などの埋葬は霊園を管理する業者さんに会場などを手配してもらうなどのあらかじめ打ち合わせが必要。菩提寺を持たない場合は、お坊さんの手配も業者さんに問い合わせます。(仏式なら)
  • 散骨・樹木葬などは業者さんに事前に問い合わせをしておくことが必要。

49日の法要に必要なものは?

仏式で法要を行う場合に必要な物を記載します。あくまでも一般的ですがぬけるとマズイものもありますので、事前に手配しておくと良いでしょう。

  • お坊さんへのお布施
  • 位牌・遺影
  • お供物(果物の盛り合わせ)
  • お花 お寺ならご本尊への供花 納骨の場合はお墓のお花
  • 参列の方への法事返しの品
  • 法要の会食の会場・仕出しなどの手配
  • お車代が必要な場合も

お布施

お布施はお坊さんへのお経代と言うのは何なのですが、まあそのように考えておくと良いでしょう。気になるのが相場ですが、明確ではありません。お寺さんによっては予め提示するところもあるそうですが、3万円~5万円が一般的。100万円をお布施するようなお大臣さんもいるのですが、これはレアなケースですね。分からない場合は親戚や業者さんに相談してみると良いでしょう。あくまでもその家にあったお布施を心がければ間違いないと思います。

位牌・遺影

コチラは葬儀の際に仏式なら用意されていると思います。但し仏壇をお持ちでない場合は49日までに新調する場合がほとんどですので、仏壇に収める位牌などは、別途作らなければなりませんので、仏具店に相談しておきましょう。(故人が亡くなられた際、お坊さんが戒名を書いてくれた位牌はお寺預かりになります。)

遺影写真ですが、葬儀の時に作成されたお写真がどうも気に入らないなんて場合がありますよね。そんな場合は改めて作成し直すことも検討してみましょう。また経年劣化によるお写真のシミや色落ちも出ますので、そんな場合も是非参考に!

お供物

 

お供物とは仏様にお供えする果物を言います。一般的にお寺などで法要を執り行う場合は必需品になりますので、忘れないように手配しておきましょう。

お寺さんや法要会場によっては、お供物代込みで法要にかかる費用として盛り込まれている場合もあります。そうでない場合は別途自身で用意します。

では、どんなものが良いのか?ですが、これも形が定まってはいませんので、例えばお寺さんで執り行う場合は、出入りの果物屋さん・八百屋さんが必ずいますので、お寺さんに尋ねてみると良いでしょう。費用は5千円程度から1万5千円くらいまでありますので、法要の大きさなどで選ぶのもありです。

ちなみに筆者は、高級メロン1個とか程度の良い桃の詰め合わせとか季節もの重視にしています。(裏事情としては、安い果物の盛り合わせより、そちらの方がお寺さんが喜ぶため)

ともあれお供物はとても大切なアイテムになりますので、忘れず手配しておくことが大事ですね。

お供物のお値段は?

法要でお寺さんなどに納めるお供物ですが、箱詰め・バスケット詰め・盛り籠などを利用します。盛り籠は大きな台に果物や缶詰が盛り込まれた商品で、親族や友人が贈ってくれる事も多いです。もし手配を頼まれた場合はお寺さんや近所の八百屋さんなどで手配できますので事前にお問合せをしておきましょう。

また、バスケット詰めなどは大きなフルーツ専門店やデパ地下などの商業施設に入店している専門店で購入することが出来ます。

また各地域によって風習がありますので、併せて問い合わせをしておくと間違いがありません。

お供物のお値段
  • 盛り籠¥10000-~20000-
  • バスケット詰め¥5000-前後~
  • 旬のフルーツの詰め合わせ¥3000くらい~

尚、法要に使う旨を伝えて熨斗などを付けてもらいましょう。

お花

法要を行う上でお花は欠かせません。これは散骨葬や樹木葬においても同じで必ず必要になりますので忘れることなく手配したいものです。法要を取り仕切ってくれる業者さんなどでは、あらかじめセット料金に含まれている場合もあります。

 

法要に使うお花の種類(お寺さんでの法要の場合)

盛花・フラワーアレンジメント

本尊に手向ける花束

お寺さんにて法要を行う場合は本尊様へ手向けるお花が必要です。お寺さんによっては予めお花を寺側で用意し、花代を請求する寺や法要を執り行う家の方でお花を用意するなど、様々ですのでお寺さんに問い合わせておきましょう。

手向けるお花ですが、お寺の花瓶に立てる立花調の花束、もしくは盛花のどちらか、または両方と家々によってやり方は色々です。

お寺の花瓶に立てる花束は、特別な方法で束ねますのでお寺さんなどに出入りしている花屋さんなら対応できますので、馴染みのお花屋さんがいる場合は相談すると話が早いです。もし普段使いしている花屋さんがない場合やお寺さんが遠方でお花屋さんが分からないなどの場合は、お寺さんに問い合わせれば、出入りのお花屋さんを紹介してくれると思います。

またフラワーアレンジメントや法要専用の盛花を手配しても良いでしょう。但しサイズの大きなものでないと見栄えがしませんので、大きなサイズのお花を手配するようにします。

お花の値段はどのくらい?

気になるお花の値段ですが、お寺さん向けのお花は大体の相場がありますので、この線を踏まえておけば安心です。

立花調の花束の場合
  • 一束3000円~5000円

大抵の場合はお寺さんにある真鍮の花瓶に花束を立てるので、それなりのボリュームが無いと上手く収まりませんので一束3000円~の予算を考えておきましょう。これを対にして6000円、あるいは5000円~の花束を一つ、もしくは一対など、その家によってやり方は色々、もし心配なようならお寺さんに伺ってみましょう。

フラワーアレンジメント・盛花の場合

フラワーアレンジメントなら8千円~1万円くらいのボリュームがおすすめです。また大きめにデザインされた方が見栄えがしますので、法要で使う旨をお花屋さんに伝えると、それ用のデザインにアレンジしてくれます。

盛花はスタンドや台に乗せられたお花で、お葬式の盛花に少し色を加えた花々で飾られたアレンジメントです。こちらは1万5千円~の値段になります。

お花の飾り方や種類に関しては、地域差がありますので、不明な場合は各地域の風習などをリサーチしておきましょう。

お墓のお花を忘れずに

法要に際し、あわせてお墓などをお参りしますので、お墓用のお花の手配も必要です。大きな霊園においては、お墓用の販売をしているので安心ですが、事前に予約を入れて置くとさらに良いでしょう。

法要の際のお墓のお花は、お彼岸などでお参りするお花より豪華なお花を手向ける事が多いので、希望があれば法要用のお花を予約しておくと良いと思います。(貧弱だと恥ずかしいです)

法要の際のお墓参りのお花のお値段

法要の際は、いつもより大き目なお花を用意することが多いです。価格は一束¥1500~5000-で使用するお花や大きさによって異なります。選び方の基本は故人が好きだったお花や季節のお花を取り入れるようにすると良いでしょう。但しお墓に設置されている花立てによってボリュームが異なってきますので、見合った大きさに調節しておきましょう。

合同墓地などでは、花立ての深さもまちまちですので、事前に調べておくことも必要ですね。

また、現在では、このお花でないといけないと言う決まりは無いことも追記しておきますね。

お花の手配の注意点は?

法事のお花の手配をする上での注意点もあります。まず基本は着実にお花が届くことが前提ですね。

法事の時間は決まっていますので、お供物やお花が法事会場に届いていなかったらまずいですよね。

一番まずいのが宅配で届けるケースです。正直おすすめできません。ではなぜか?配送の遅延も予想されるからです。また配送中の事故でお花が損傷を受けるばかりでなく、受け取り会場も段ボールを処理しなければなりません。その様な理由でなるべく宅配便での配送は避けた方が良いでしょう。もしどうしても宅配便でしか送る手段がない場合は受け取り会場へ事前連絡をしておきましょう。尚お届けは前日に届くように手配する方が無難です。

また、法事会場が遠方でお花を送る場合は、お花屋さんの手届を利用すると安心です。花キューピットなどの事業者さんなら、こういったお花を得意としているので是非お任せしてみましょう。
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散骨をする場合

散骨を希望される方も近頃増えています。49日の法要にあわせ散骨といったケースも多いですよね。そんな場合もお花が必要です。散骨の場合は専門の業者さんが絡んでくると思いますので、事前に打ち合わせをしておきましょう。

お供えのお花の地方発送ならお花屋さんの手渡しがおすすめです!

法事のお花を選ぶポイント
  • 地域によって飾り方など風習があることも
  • 法要の生花などに精通した花屋さん(業者)に任せる方が安心
  • お寺さんや会場へのお届けは宅配便での配送はやめた方が安全

法事にはお花がつきものですが、お寺さんや会場によってお花の飾り方も違ってくるものです。まずはしっかりお問合せをした上でお花の手配をすると安心です。

 

法要の後の会食の手配

49日・一周忌までは、参列してくださる方も多いようです。年回忌を重ねてゆくうちに親族のみの法要へ落ち着いてゆくようですね。

49日・一周忌など参列してくださる方が多い法要の会食では、しっかり対応してくれる会場を探すようにしましょう。

法要の会食で必要なことは会場への移動をスムーズに行う必要があります。例えば20人から30人前後の参列で、移動がまちまちですと、飲食会場の予約時間の制限もありますので、出来るだけ揃って移動したいですよね。そんな場合は貸し切りバスで送迎してくれる飲食店がありますので、そちらを利用すると大変便利です。

また、仕出しを利用して会場を貸してくれるお寺さんもありますので、お寺さんに相談してみるのも良いでしょう。

法要返し

49日以降の法要には親族と近しい友人などが集まることが多いですよね。法事の流れとしては、お寺さんや会場での法事の後、会食と言うのが一般的な流れです。

そこで考えておきたいのが、ご仏前を頂戴した際の返礼品です。ではいったいどれくらいの予算を考えておけば良いでしょう。



一般的な葬儀の場合はとりあえずの返礼品を用意して、その後頂戴したお香典に見合った品などを送るのが一般的ですが、法要の場合は近しい親族などが中心ですので、まあだいたい頂戴する内容は検討が付くかと思います。一般的には2割から5割の返礼をすると考えておけば良いでしょう。法要後の会食費などを踏まえ、返礼品の品をバランスよく選ぶことが大切になってくるようです。

49日までにやることはいっぱい

お葬式が済ませた後は実はやらなければならない事ってたくさんあるんですよね。できれば49日の法要までに済ませておいた方が良いことを列挙しておきますので、是非参考になって頂ければ幸いです。

49日までにやらなければいけない事(一般的に)

  • お香典の返礼は49日にあわせて送るようにする
  • 葬儀の際、お花やお供物を賜った方への返礼
  • 仏壇がない場合の手配
  • お墓の手配

お墓が必要な場合の手配

お墓が必要な場合は納骨までに整えなければなりませんが、これはとってもデリケートな問題も含みます。また大変費用が掛かるので49日までにお墓を建立すると言うことはかなりハードルが高く難しいかもしれません。先祖代々のお墓に納めるにも遠方の為、お参りすることが出来ないなどの問題や墓の後継問題も昨今では真剣に取り組まなければならない課題と言えるでしょう。

お墓に関しては建立費用やその後の維持管理にも勿論費用が掛かってきますので、慎重に決めるべき事柄です。

結論から言うと、現在の家庭(自身)の経済状況や思想によっても大きく左右される事柄なので、じっくり検討することに尽きると思います。

ですので、49日までに必ずしもお墓の問題は解決できなくても良いと思います。それよりも業者さんに乗せられて分からないまま契約などしない事の方が大切です。



お墓を新しく建立するには?

先祖代々のお墓があり、そこに納められるのが一番良いのですが、全員がお寺さんの檀家ではありませんよね。そこでお墓を新しく建立するには大変な労力と費用が掛かるものです。例えば親が亡くなり、そのあたりのことをすでに手配されている場合とそうでない場合がある訳です。残された者の立場としては故人の意見を出来るだけ尊重してあげたいと思うはずですが、実際自分にそれが出来るのか?って思うのはあたりまえです。

この稿ではお墓を新しく建立する必要がある場合どんな風に費用がかかってゆくのかを簡単に解説します。

新規にお寺さんの檀家になる場合

親が亡くなり、先祖代々の宗派のお寺さんの檀家になり、新たにお墓を建立する場合ですが、ざっと500万円位は費用がかかります。

内訳はお寺さんの敷地にお墓を立てるための土地を借り受ける費用と墓石などを建立する費用です。またお寺さんによって費用の違いも発生しますので、かなり高額になることを覚悟しなければなりません。それ以降は護寺会費やお寺さんの建物などの建て替え費用の寄付や行事ごとに少額でも費用が発生しますので、今後の経済状況などを踏まえ検討する事が必要になります。

また、故人がすでに檀家さんになっていた場合は、土地を借り受ける費用は納付されていると思います。その場合は建立費用からになりますので、事前に確認しておきましょう。

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霊園を探す

宗教や宗派にこだわらずお墓を求める場合は霊園に埋葬することも検討しましょう。霊園は公的機関(県や市など)が運営するものと、民間が運営するものがあります。公的な機関による運営の霊園は抽選などで選ばれる必要があり、すぐに入れるかどうか?などの問題があります。また民間の霊園も多数存在しますので、自身にあった霊園を探すことが肝心です。樹木葬などの埋葬方法を多く取り扱っていますので、墓石があるお墓にこだわらなければ民間の霊園を検討するのも良いでしょう。民間の霊園はバリエーション豊富ですが、運営会社が仮に倒産するような場合もデメリットとして残りますので、慎重に検討することをお勧めします。

色々な事情で49日までに決まらない場合もあり得ることでしょう。そんな場合は焦らずじっくりと検討するのもありです。なかには1年間お骨を傍に過ごす方もおられます。こうでなければいけないと言うことはないと思います。

お墓を持たないと言う選択肢

お墓を持たない選択肢も近年増えていることも事実です。後を継ぐ者がいないなどで、【墓じまい】をする事も増えているようなので、十分に検討すべき問題でもあります。

  • お墓を買うことが出来ず、家族の遺骨を自宅に保管し続けている。
  •  事情によりご遺族の遺骨が引き取れない。
  • 今までお寺とのお付き合いがない。

人間それぞれに事情と言うものがあって当然です。そんなお困りの場合は、丁重に低価格で埋葬をお手伝いしてくれる業者さんもいるので是非検討してみましょう。

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お墓に関してですが、様々な形態があり、それぞれ事情が違う。結論から言うと心がこもっているのが一番ではないでしょうか?

お仏壇

お仏壇が必要な場合は49日までに用意するのが一般的です。お仏壇一つとっても仏教宗派などにより、選ぶ仏壇が変わってくることも。また大きさもとっても大切な要素となります。

こんなケースも

親が亡くなったことで、自宅マンションへお仏壇を引き受けることに。実家のお仏壇はとても大きなサイズで、住んでいるマンションには収まりきらない。。。そんな場合は新しくお仏壇を買い替えなければなりません。でも仏壇の事は良く分からないし、今までなんとなく実家で拝んできた仏壇の中の仏具さえ良く分かってない。。。そんなケースもあるでしょう。

では実際どうやって解決していけばよいの?そんな疑問の解決方法をさらっと解説します。

結論から言うとそんなに難しいことではありません。これさえ押さえておけば、まず間違いないポイントは、

  1. 仏壇の大きさを決める
  2. 価格帯を決める
  3. 仏壇に納めるご本尊を決める
  4. 位牌を作る
仏壇の大きさを決める

住居環境により仏壇の大きさは変わってくるものです。色々なスタイルの仏壇がありますので、仏壇屋さんで実際に見ながら決めてゆくと良いでしょう。また宗派によって好まれる仏壇がありますので仏具屋さんに相談すれば明確なお答えを頂けます。

価格帯を決める

仏壇の価格はまさにピンキリの世界なので、自身に見合った価格帯を選ぶと良いでしょう。何社か比べる事をお勧めします。

仏壇に納める本尊について(仏像)

仏壇に納める本尊(仏様)は仏教の宗派によって違ってくるものです。真言宗なら大日如来・浄土真宗なら阿弥陀如来と難しいと感じるかもしれませんが、分からない場合はお寺さんに聞いて納める仏様を決めるようにします。

また、菩提寺をとくに持たない場合は仏具屋さんに聞けば明確な答えを得られますので、自身の宗派を調べて相談してみましょう。

位牌を作る

位牌はもっとも大事です。頂いた戒名や俗名が刻まれたものになります。おもに黒檀に金で戒名や俗名を刻印されたものです。こちらも仏具店で作ってもらうことになりますので、早めの注文が必要です。

以上が仏壇に必要な基本的なものです。

他に必要なものは?

  • 線香香炉
  • 花立て(花瓶)
  • おりん(チーンチーンの鐘)台・りん棒・りんふとん
  • 蝋燭立て

仏壇には幾つかの小物が必要になります。こちらも予算や形が幅広いので良く調べて購入するようにします。

仏壇を替える場合の注意点

今まで使っていた仏壇を新しく替える場合は、家具を捨てるようにはいきません。

仏壇は新しく購入したときに、開眼供養を行いご先祖の魂を宿らせています。仏壇が通常の家具と違うのは、ご先祖の魂が宿っているためです。

魂が宿った状態で処分するのは、気が引ける人もいるかもしれません。

魂が宿った状態の仏壇を処分すれば、ご先祖の魂も一緒に処分することになってしまいます。

そのため、仏壇を処分する際には、必ず閉眼供養をしておきましょう。



日本最大級の仏壇ポータルサイト「いい仏壇」

・慎重に検討する必要があるが、とにかくわからないことが多い方
・しっかりと検討して納得のいくものを購入したい方
・評判の良い仏壇店を探している方
・少しでもお得に購入したいと考えている方

お仏壇を揃えるにもそれなりの費用がかかりますので前もって準備しておくことがおすすめなのですが、なかなかその様にはならない事が多いですよね。そんな場合は仏具屋さんは大きな助けになってくれると思いますので幾つかの仏具屋さんを検討してみると良いと思います。

遺品の整理

残された遺族として結構大変になるのが遺品の整理だと思います。同居していた家族の遺品整理なら時期をみてゆっくり行うことが出来ますが、遠方や賃貸住居に住んでいた等、事情は人それぞれですよね。そんな場合は遺品整理をお手伝いしてくれる業者さんを頼ってみるのもありです。また事情によっては難易度が高く、業者さんから断られるケースもあるそうです。そんなケースにも対応してくれる業者さんもあるので参考にしてください。



最後に

法事のやり方は千差万別といっても過言ではないと思います。この稿ではあくまでもごく一般的な法事のしかた(流れ)を紹介してきました。一番大切なことは、心をこめて法事を行うことが大切と言うことに尽きると思います。

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