良い胡蝶蘭の見分け方を解説します
良い胡蝶蘭の見分けには熟練の目利きが必要です。花の張り具合や仕立ての上手い下手、葉の具合や長年蓄積された情報をもとに生産者のランクなどは市場で如実に評価されているものです.
基本的な良い胡蝶蘭の見分け方はざっくり言うと2つほどおさえておけば失敗のない胡蝶蘭ギフトになると思いますので参考になさってください。
お花を観察してみる
このように花弁の間隔がスカスカでお花が外を向いているような胡蝶蘭は規格外。
花の輪数も少なく先端の蕾は環境によっては咲かないまま枯れてしまうことも十分にあり得ます。いわゆるお手頃な胡蝶蘭。
価格はお安いのですが、ギフトには通用しない規格の胡蝶蘭です。
花の外側がシワシワとまではいかないまでも、ヨレた感じがお分かりになりますでしょうか?後ろの方へ反り返っていますね。
これは花に張りのない証拠なのです。何もこの胡蝶蘭が古いわけではありませんが、規格外として出荷された胡蝶蘭はこんなものです。。。
こちらは3本立ちで1.5万円位の価格帯にのせる胡蝶蘭です。
専門店によっては2万円台で売ってしまいます。
輪も大きくそれなりに立派なのですが、仕立てはまあまあと言うかんじですね。
若干、花と花の間がスカスカしていますよね。。。
こちらは2万円の価格帯の3本立ちピンクですが、前述の仕立てよりバランスがいいですね。
蕾のバランスも良いです。花も肉厚で張りがありますし、花と花の間も詰まっていて充実した仕立てです。
同じ価格帯の胡蝶蘭でも生産農家によって仕立ての差があったりするのです。このあたりが胡蝶蘭選びの難しいところ。ましてや通販サイトで確認しても分からない部分があるものです。
お花の部分を観察して良い胡蝶蘭を見分けるには
- 花の並びをチェック 花と花の間隔が空いているのは2級品
- 花の張り 肉厚でシワがない事・花の反り返りがないか確認
- 先端の蕾が固いものが多い場合最悪咲かずに枯れることもあり
葉を観察する
例えば切り花の例でいうと「あーお茶漬けかいな」。お茶漬けとは隠語のひとつで仕入れてからしばらく時間が経過した商品のこと。葉に張りと艶がない。葉が青々としていることが新鮮の証だったりします。
葉の部分を観察してみましょう。青々としているのが確認できると思います。そして葉に傷がないことも重要。
また、葉がとても肉厚ですね。実はこの葉の中に水分や養分を蓄え立派な花を咲かせてくれるのです。また葉の枚数も多いですね。
このような胡蝶蘭を選べば間違いありません。
こちらはお手頃価格の胡蝶蘭の葉です。
前述の胡蝶蘭のものとは一目瞭然ですね。
葉の数も少なく色も薄めでちょっとシワシワ感もあります。
花のつき方・花の持ちも必然と変わってくるものです。
胡蝶蘭の良し悪しは葉を観察すべし!
- 青々とした葉がいっぱい→良
- キズのない葉→良
- 肉厚で張りのある葉→良
葉を観察すると胡蝶蘭の良し悪しが見えてきます。花だけではなく葉をよく観察することをおすすめします!
良い胡蝶蘭を選ぶ!基本的な二つのこと
花を観察しましょう
- 花弁の間隔 しっかりと詰まった花の仕立
- 花のシワやヨレ具合を要確認 反り返った花は2級品
- 花の厚さ 肉厚な花が上品
- 花の張り具合 ピンと張った花が上品
葉を観察しましょう
- 色艶 青々としているか?
- 葉の枚数 多いものが上品
- キズの有無
- 葉の厚み 立派な花を持たせるうえで重要
胡蝶蘭の選び方次第で良いギフトか残念なギフトになるかの分かれ道。しっかりリサーチすると良いです!
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