プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーが高価なのはなぜ?その理由を解説しました

プリザーブドフラワーについて

About Preserved Flowers

高価なイメージのプリザーブドフラワーですが、生花のアレンジメントと比べると割高感が拭えません。

理由としては、お花一輪一輪の加工を要するため販売価格は高くなるためです。

生花の場合は茎を利用してアレンジメントが出来るため、大きさも出せるのですが、プリザーブドフラワーは茎を取り除き、お花の部分だけを特殊加工します。茎の部分がない分、アレンジメント全体の大きさを出すのが難しいからです。

とは言え、プリザーブドフラワーは生花の瑞々しさを保ったまま長持ちするお花ですので、人気がありますよね。

プリザーブドフラワーの長所

プリザーブドフラワーの長所まとめてみました。

Good point
  • 水を与える必要がないためイベントなどに使いやすいです。またあらかじめ作っておくことも可能
  • 短期劣化がないことで見る者にストレスを感じさせない。生花の場合は花の萎れ・枯れがつきものですが、これ結構ストレスに感じることが多いんです。プリザならこのあたりも安心材料なんですね。
  • 生きた植物と比べても遜色のない、瑞々しい質感と柔らかさがあるのが最も優れた点。造花の場合は「あー造花だ」と分かる素材からできているので安っぽくなってしまう事もありますよね。
  • 生花との違いは水分を含まないため軽いのが特徴です。持ち運びの点でも優れています。
  • 適切な保存環境で長期に形を維持することが出来ます。
  • 花粉アレルギーの心配が無く、病院などでの見舞に利用しやすい。近年、生花の持ち込みを衛生的観点から病室に持ち込めないのがほとんどなので、プリザはその点安心。
  • ウェディングブーケとして利用できる。生花ブーケを発注して、挙式後にプリザーブドフラワーにする場合は、結婚式でもプリザーブドフラワーを利用すれば手間が省ける

短所はこんなところ

プリザーブドフラワーが持つ魅力は「長く楽しめる」素材であること。長く楽しむためにはこんなところに気をつけたい点をまとめました。

weak point
  • 加工を要するため販売価格は高いです。
  • 生花よりも破損しやすいのが特徴なので、制作には繊細さが求められます。
  • 湿気や強い紫外線に弱いです。湿気の多いところではカビが生えることも。また直射日光があたるような場所に置くことで作品が台無しになってしまう事もあるほどです。
  • 布などに長期に接していると花の染料が色移りしてしまう。
  • 素材の性質上、花を隙間無く配置する構成に表現が偏るため、プリザーブドフラワーのアレンジメントはどうしても個性的な作品になりずらいのがウイーク・ポイントです。

プリザーブドフラワーの扱い方

プリザーブドフラワーは実に繊細。扱い方を間違えてしまうと破損や劣化をしてしまうので扱い方を覚えておきましょう!

プリザーブドフラワーの扱い方
  • 直接手でふれると花びらが破れる場合があります。とっても繊細なので持ち運びは慎重にすることが大切なんです。ちょっとぶつけてしまうとお花がばらけてしまう事もありますので。
  • 湿気に弱く、湿度の高い場所に置くと、花びらが透けることがあります。
  • 加湿器の横や浴室など湿度が高い場所でのご使用はカビや害虫が発生するおそれがあります。
  • エアコンなどの風が直接あたらないようする。これは生花も同じですね。
  • 直射日光やスポットライトのような強い光があたる場所は色あせなどの原因となります。
  • 家具や壁紙、カーテンや洋服等に付着すると色素が色移りする場合がありますので気をつけたいところです。
  • プリザーブドフラワーに含まれる保湿液は油となじむ性質があるため、油性の材質と接することで花が貼りついたり、色染みなどの原因となります。家具の油性塗料やニス、仏壇の漆などに直接触れないようにして下さい。
  • 可燃性のため、暖炉や、仏壇のローソクや線香の近くなど、火気厳禁です。お供えに利用する場合は特に気をつけましょう。

プリザーブドフラワーの種類

近年多くのプリザーブドフラワーが登場していますが、代表的なお花は薔薇・カーネーション・あじさい・マム【菊】・ユリ・蘭・草花・グリーンが中心になっています

とくに薔薇は大輪~小輪と多彩に揃っています。多くのプリザーブドフラワー商品に薔薇が使われる頻度はかなり多いと言えます。

最近では、草花やグリーンのプリザーブドフラワーも多くなってきましたので、作品の幅が広がっています。

プリザーブドフラワーが高価な理由

特殊な技術で一輪一輪作られるプリザーブドフラワーは生花に比べると少し高価ですが、生花にはないさまざまな色合いがあり、その発色はお花が持つ吸い上げる力で染めていますので、とても自然です。その色合いを活かして個性的なアレンジを楽しめるのも大きな特徴です。また、花粉がありませんのでアレルギーをお持ちの方にも安心な素材です。

生花に比べると高価になってしまう理由は特殊加工を施している以上にアレンジメントのデザイン上、草花やグリーンといった多くの添え物が必要になります。

多くの場合、造花やドライフラワーを添えて華やかなプリザーブド・アレンジを仕上げますが、ナチュラル感を大切にする素材ほど価格も高くなり、全体的なアレンジメントが高価になる。

また、プリザーブドフラワーをデザインする際に利用する器やフレームなどの素材は素敵なものを選ぶ必要がありますので、生花のアレンジに比べると高価になりがちです。

そういったところがプリザーブドフラワーが高価になる理由なのです。

まとめ

プリザーブドフラワーが高価になる理由を綴ってきましたが、いかがでしたか?

生花よりは高価なイメージのプリザーブドフラワーですが、生花の瑞々しさを長期保存すると言う観点から生まれた素材になります。生花の美しさを長く楽しめるだけではなく、生花にはない色も楽しめ、保存環境に注意することで長い期間美しさを保つことが出来る大変優れた素材になりますので、大切な方へのギフトに利用してみてはいかがでしょう?

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