現役のお花屋さんがお花に関する”よくある質問””にお答えします!今回は薔薇のお花を贈る際に役立つ情報をFAQ方式でをまとめてみました!お花を贈る際、薔薇が入った商品は華やかです!素敵なお花が贈れるように役立て頂けると嬉しいです!
薔薇を贈る際に役立つFAQ集
お花の中でも特に人気の高い薔薇ですが、品質・価格はピンキリ。ピンが上級品でキリが下級品。お花を贈るならピンを贈りたいですよね。
今まで薔薇の花束を貰ったけど3日で枯れちゃった経験から薔薇は持たないもの!と思われている方もいるかもしれません。実際そういうケースもたくさんありますし、驚くほど素敵で長持ちしたという経験をお持ちの方もいるでしょう。
見た目だけでは分からない薔薇のお花の良し悪し、なぜすぐに枯れてしまう薔薇が届くのか?など、現役のお花屋さんの経験と知識から紐解いてみることにしましょう!
薔薇の色に関してのよくある質問
色によって贈る際の意味がある場合と無い場合があります。例えば赤い薔薇108本は「結婚してください!」の代表的なプロポーズフラワーになりますし、黄色い薔薇は(愛情の薄らぎ)などという花言葉があるのでホワイトデーなんかに贈るのはNGなお花です。薔薇の花言葉は色によってさまざまなので良く調べてから贈るのが良いですね。但しこれは贈る相手がどういった方なのかによります。メッセージ性が強い場合(自分のメッセージを伝えたい方への贈り物の場合)は贈る際に色や本数に気をつけるのが基本と思っていれば良いでしょう。その一方で歓送迎などには黄色やオレンジの商品が好まれたりしますので黄色い薔薇が入っていたらNGなんてことはないはずです。一番大事なことは貰う相手が、どんな色のお花を貰ったら喜ぶのか?をリサーチしとけば間違いがないってことではないでしょうか。
そうですね。以前このようなケースがありましたので紹介します。ご依頼主は赤い薔薇の花束をご希望でしたので、最高級品の赤い薔薇を届けしたところ数時間後どうしても気に入らないので交換をしてくれないかと連絡があり、事情をお伺いしたところ赤い薔薇の黒っぽさを眺めていると、どうも気分が落ちこむ!とのことでした。流通している赤い薔薇の主流が黒赤系なので仕方ないことなのですが、明るいピンク系の薔薇に交換することにしました。人間それぞれ感性が違うものです。この黒みを帯びた赤がとても好きという方も多いのです。もしかするとそんな要素を含んでいたのかもしれません。
その傾向にあることは否めません。特に大輪系は顕著ですね。ピンクや赤と比べると品種が少ないのも事実で限られた品種と数量で出荷される傾向にありますが、スプレー品種などに目を向ければ幅が広がると思います。お花の持ちですが、若干黄色系はその傾向にあるように思えます。但し産地・農家さんによってはかなり良いものを作っています。オールドローズ系の魅力あふれる薔薇もありますので調べてみてください!園芸品種は良いものがたくさんあります!
はいそうですね。紫の薔薇は品種・数量共に安定しずらい傾向にあり、常時必ず入荷するお花でないことが起因しています。予約を入れても上質なものが入るとも限らないので、注文をするなら第一希望を紫系の薔薇、第二希望を添えて注文するのが安全かもしれません!
基本的に白いお花はお供えに多く使用しますが、白いお花はお供えのみに使うというのは誤りです。例えば白い胡蝶蘭は格式高いお祝い事に頻繁に使われるお花の代表です。また花嫁さんのブーケに白いお花が使われることが一番多いのです。したがって白い薔薇はお供えに限らずお祝い事にも利用しても良いお花です。もちろんラッピングやリボンを白にしてしまうとお供えのようになってしまいますので、注意しましょう!個人的な意見ですが彼女のお誕生日など、特別な人へ贈るお花としては最高のギフトになると思います。
青い薔薇というのは、自然界に存在しない色です。したがって流通している青い薔薇というものは染めたものになります。自然界に存在しない色となりますのでインパクトは強いのですが、その色が美しいと感じるか、そうでないかは、人それぞれになることを考慮する方が良いですね。ちなみにですが、スイートピーやカーネーション、胡蝶蘭など染を施した商品もあります。
価格に関するよくある質問
薔薇の価格はピンキリです。どのあたりの価格帯でフラワーギフトを選んだらよいか?価格帯から見るよくある質問をまとめてみました!
薔薇の価格は季節により変動するものです。気温が低い冬の時期は価格は高めですが、4月~8月までは比較的安定した価格になります。また秋になると出荷数が少なくなり価格が高騰しがちです。また母の日のようなイベントがある際も価格は上がります。
薔薇1本の妥当な価格ですが、薔薇の等級や出来具合でまちまちなので妥当な価格を提示することは難しいです。また国産品と輸入品でも価格は変わります。
もしギフトに贈る薔薇なら300円~600円の薔薇を。自分用に楽しむならそれより安い薔薇を購入するなど、分けてみるのも良いでしょう。
よくあるケースとして輸入薔薇に多い現象です。特にインド産やアフリカ産の薔薇は価格がお安いのですが、咲かずに枯れてしまうケースが多いのが特徴です。また花のキーパー(冷蔵庫)で長く保存された薔薇ですとこういった事も起きやすいものです。
ギフトに使える国産薔薇の秀品ですと薔薇10本+グリーンや小花を添えたものですと5000円~7000円が相場かと思います。
規格の違いとなります。市場流通する薔薇は規格ごとに毎回市場にて相場が決まるものです。農家さんが大切に育てた薔薇ですが、同じ農園でも秀品・優品・規格外のものができる訳ですね。それらを選別して市場へ出荷され、買参人がセリ等で購入しやすくするために市場においても規格をしっかり提示したうえで、お花のランクごとに値段が付き各買参人が購入してゆく仕組みになっております。そのような理由で200円と500円の薔薇では価値が明らかに変わってくるものなのです。
また、同じ品種の薔薇一つとっても産地や農家さんへの評価で価格の差が生まれますし、お花を扱うプロならその違いを明らかに理解して仕入れを行っているものです。200円と500円の薔薇1本の価格の差が生じる大まかな理由となります。
その他の薔薇に関するよくある質問
薔薇全般の花言葉は「愛」・「美」をあらわします。また色ごとの花言葉があります。
- 赤いバラの花言葉は「あなたを愛してます」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」
- 白いバラの花言葉は「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」
- ピンクのバラの花言葉は「しとやか」「上品」「感銘」
- 青いバラの花言葉は「夢かなう」「不可能」「奇跡」「神の祝福」
- 黄色いバラの花言葉は「愛情の薄らぎ」「嫉妬」「友情」
・11本:「最愛」
・12本:「私と付き合ってください」
・13本:「永遠の友情」
・14本:「誇りに思います」
・15本:「ごめんなさい」「永遠の友情」
・16本:「不安な愛」
・17本:「絶望的な愛情」
・18本:「誠実」
・19本:「我慢と期待」
・20本:「私の小さい愛」
・21本:「あなただけに尽くします」
・99本:「永遠の愛」「ずっと一緒」
・100本:「100%の愛」
・101本:「これ以上にないほど愛しています」
・108本:「結婚して下さい」
・365本:「毎日あなたを想っています」
・999本:「何度生まれ変わってもあなたを愛する」
本数によって”思い”を伝えることが出来る薔薇は魅力的ですね!
薔薇はどんなシーンにもおすすめですが、特別な方へのギフトにおすすめです!花言葉・本数ごとに意味合いを持たせることもできるので親密な方へ贈るのが良いでしょう。
特におすすめなのが
- 11月22日のいい夫婦の日
- ハッピーバレンタイン(欧米では男性から女性へ薔薇などのお花を贈るのが一般的)
- ホワイトデー
- お誕生日
- プロポーズ(告白)
- 母の日(お母さんが好きな色)・父の日(黄色い薔薇)・敬老の日
- コンサートや発表会などのイベント
- 結婚式父母への感謝の贈呈花束
- 金婚式・銀婚式・還暦・卒寿・古稀などのお祝い事
どちらも素敵です!
どちらも素敵なんですが、フラワーアレンジメントの場合は他の草花を加えてデザインしますので全体的な仕上がりの中に薔薇が入っているというイメージになります。
もしメッセージ性の高い贈り物なら薔薇だけを束ねたブーケが効果的と言えますので、どんな贈り物か?で決めれば良いのではないでしょうか?
はい。一般的に長く立派な薔薇は見栄えも良くいろいろなデザインなどに使えるので高値で取引されます。小さいサイズ(茎が短い)も使う用途によっては優れている場合もあります。一概に長くて立派な薔薇が長持ちするとは限りませんし、薔薇を長く楽しむなら茎を段々に短くするようなお手入れが必要です。また薔薇の品種や色によっても左右されますので、お花屋さんに尋ねると良いでしょう。
切り花・鉢にてフレグランスローズを探すことが出来ます。芳香の薔薇ですが、微香のものからはっきりと芳香が漂う薔薇があります。但し季節によって芳香の強度は変化します。芳香薔薇をお探しなら4月~6月の間なら探しやすいでしょう。
ミニ系のお花が房状に付いているスプレー薔薇ですが、若干持ちの悪い傾向があります。栄養剤をしっかり施すと持ちは良くなりますが、お花が古かった場合は花の首がすぐに垂れてしまいます。
最後に
薔薇を贈る際に役立つよくある質問をまとめてみました。薔薇は、お花のなかでも品種・色など充実していますのでどんなシーンにも役立つ最強ギフトです。
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